7~8月に婚活をしている人たちと話をする機会がありました。
皆さん独身で結婚したいと思っている人たちなのですが、話をしてみると色々な共通項がありました。
その一つが『苦手なことが多い』ということです。
「○○が苦手です」
「××するのが苦手です」
得意なことはなかなか出てきませんが、苦手なことはたくさん出てきます。そして行動しているようで行動していません。
その仕組みは、『失敗したこと』が『苦手なこと』になり、それが『できないこと』になり『やらないこと』になる、というものです。
特に苦手なものが増えてくると「私はダメだ」と自己肯定感が低くなるので、些細な失敗がすぐに『苦手なこと』になっていきます。
しかし、初めてやることなんて最初から成功することは多くはありません。なのに失敗を克服しようとはしなくなってしまっているのです。
実は婚活パーティーなどに来ている人には、心の中では結婚(恋愛)したいと思っていても、いつしか結婚(恋愛)に対して苦手意識を持つようになっていて、本気の婚活(恋愛)はしようとしていないでいる人が結構いるように感じました。
婚活の人を例に挙げましたが、私たちも似たようなことをやっているのではないでしょうか。
ダイエットをしたい、でもダイエットは苦手、なかなかできない、だからやらない・・・。子どもたちの勉強も同じかもしれません。勉強はした方がいい、でも苦手、なかなかできない、だからやらない。
ではこの循環のどこにくさびを打つかと言えば、苦手意識の部分です。
最初から何でもできる子はいません。うまく行かないことや失敗はよくあることですから、そのことがすぐに苦手意識につながらないようにすることです。苦手意識は自己肯定感が育っていない子にすばやく生まれます。自己肯定感の芽を育てるためにできること、それは〝承認〟の水をたっぷりと与えることです。
まわりの人間の〝承認〟の水は、子どもの自己肯定感を育て、あきらめずに苦手を克服する力へとつながっていきます。自己肯定感の芽が枯れぬよう、〝承認〟の水をたっぷりと上げていきましょう。
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