2012年4月26日木曜日

感情的でいい!

「感情的」という言葉にどのようなイメージをもたれますか?

私は、

・喜怒哀楽が激しい

・すぐに熱くなりやすい

・気が短い

・子どもっぽい

こんなイメージがあり、決していいイメージでは使わない言葉でした。

小さい頃から誰に言われたという感じではないのですが「感情的になるな」というようなことを意識していたように思います。
自分の中でよくないイメージがありますから、当然自分でもそうならないようにするわけです。

そうしているうちに感情というものじたいをあまり表に出さず、何事も冷静に考えてから、理論的に(はたからは〝屁理屈〟としか見られていなかったかもしれませんが)話をするという癖を身につけていきました。

私が教育コーチングを学んでいて気づいたことのひとつに『感情的でいいんだ』ということがあります。
人間は感情の生き物なんて言葉もあるように、誰もが個性豊かな感情を持っていて、思考や行動に無意識に大きな影響を与えています。実はこんな私も感情のかたまりです。(^ ^v

しかし、おとなになるにつれてその感情を無理にコントロールしようと頑張ってきました。

 「こんなところで怒っては大人気ない」

 「イライラしているところを見せたくない」

こうしてどちらかというと、ネガティブな感情を抑えていくうちに

 「うれしいからといって、あまり喜ぶのもいかがなものか」

とポジティブな感情までも抑えるようになっていました。

しかもこれらは習慣化されていき無意識にそうしているのです。自動的なんです。(‐.‐;

でも本当は抑えようとして抑えられるものではないんですね。
抑えようとするとやはり反発してくるのです。
そして抑えきれなくなると爆発します。
振り返ってみると1年に一回ぐらいは大爆発をしていました。f(^ ^;
堪忍袋の緒が切れるとはまさにこのことです。

私は感情的なことが悪いことではなく、感情は勝手にはどうすることもできない、でも大切な自分自身であることが分かりました。

今、私はできるだけこまめにそのときの気持ち(感情)を伝えるようにしています。
そうすることでストレスも少なくなり、爆発しなくなってきました。
大切な私自身の感情だからこそしっかりと伝えたいと思います。

良くないのは〝感情をぶつける〟こと。
大切な感情を人にぶつけては相手どころか自分自身が傷ついてしまいます。

今回は、私自身のことを書きましたが、「感情的」をよく思っていない方は参考にしてみてください。

「感情的」OK!

感情を、優しく、大切に、素直に、伝える。

それでいいと思います。\(^o^)/